この映画で泣け!
『僕の彼女を紹介します』が公開されていますね。気の強い女の子と気の弱い男の子の話は好きなのでぜひ観てみたい。併せて『猟奇的な彼女』も観たい。DVDが出ているようなので、年明けてまったりした頃にでも借りてこようと思います。
んで、物申したいのは、この『僕の彼女を〜』のCMです。
大々的に宣伝されていますね。
「83%が泣いた!」
どうやって調べているんだろう???
(追記:試写会に於ての調査だったようですね。。)
まぁ、それはちょっと置いといて、
平たく言うと、泣いたから、だからなんだ? と思うのですよ。
さぞかし感動する映画なんでしょうね。
それは構いませんですよ。もちろん。
でも、なんだか「泣ける映画=いい映画」という風潮が、というか、そういうふうに思われる傾向が強まっている気がします。
映画っていうのは、つくったことないからわからないけど、ものすごくたくさんの要素をうまく調和させて、初めて素晴らしい作品になるのだと思うのですよ。
脚本や話の内容はもちろん、俳優の演技力、音楽、舞台設定、衣装や小物……うーん無知だからこのくらいしか挙げられないけど、とにかくたくさん。
そういった効果が、全部うまく噛みあって、「泣ける映画」になっているのでしょうけれど、
その作品のよさを、「泣ける!」っていう言葉だけに集約させてしまうのは、どうかと思う。かなり。
こんな展開になったら面白いだろうなとか、ここでこの音楽入れたらいいだろうなとか、この衣装はこだわりたいなとか、
そういうのを、たくさんの人が一人ひとり考えて、一生懸命考えて、
で、できあがった作品に対して、宣伝しているのは
「泣ける!」
の一言。
なんかおかしくないですか?
(まあ、テレビのCMで衣装だとか音楽だとかの専門的な話されるのもイヤですけど。。(´▽`;))
それにしても語彙が少なすぎますよ。。
あと、日本人は集団意識が大好きですから、
「これを観た人はみんな泣いた! これを観て泣かないなんておかしい! 人間じゃない!」
という意識も、うっすらと芽生えてくるわけです。
で、そこから「やばい! 俺も観なきゃ! 俺もこれ観て泣かなきゃ!」と焦燥を感じる人が増え、
結果的に映画はヒットするのです。どう? この展開。
つまるところ、(この映画に限らず)いろいろなところで宣伝されている「○○人が泣いた!」というのは、「この映画で泣け!」という制作側のメッセージだ、と。ちゃんちゃん。
批判的なこと|| コメント(0)| Track back(0) | 2004-12-22
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